SONY α5100を買ったのは、2015年8月末です。
ダブルズームキットで70,000円で買いました。結構値動きが激しい商品なんで、割と安い時期に買えたと思います。
なぜα5100にしたのかというと、SONY αシリーズのファストハイブリッドAFを期待してです。
メインで使ってるデジ一 PENTAX K-3はお世辞にも動く被写体へのオートフォーカスが早いとは言えません。
動画となると撮影中にAFが稼働しないという信じられないAF性能の持ち主です。写りは好きなんですが、AF性能の悪さに何度も頭を抱えてました。
そこで、K-3を含めて4台あったデジカメのうち3台+レンズ1本をヤフオクで売却し、少し足してα5100を買いました。
SONY α5100 レビュー
α5100 AF性能【ファストハイブリッドAF】
α5100のAF性能は、上位機種のα6000とほぼ同じです。
連写性能は11コマ/秒のα6000の方が、6コマ/秒のα5100より強力です。
ただ、「そこまでの連写性能は私に必要ないと」判断してα5100にしました。
この両者に搭載されているファストハイブリッドAFが分かりやすい動画がコチラ▼
画面のほぼ全域をカバーする179点の位相差AFセンサーに、25点のコントラストAFを使った仕様で、合焦時間0.07秒です。
α6000は0.06秒らしいですが、この差を体感できる人はいないでしょう。このCMの小さな緑の□がチカチカしてる部分に、常にピントが合ってるという状態です。
▲自分でもAFが動いてる時の液晶モニターを撮ってみましたが、これではAFの速さがなかなか伝わりにくいです。
兎に角、動体でも一瞬でピントが合って、きちっと追従してくれます。期待以上でした。
スポーツモードで噴水を撮ると、水滴の一つ一つにピシッとピントが合います。
噴水にピントが合うんですから、子供や動物にもバシバシオートフォーカスが決まります。本当に凄いです。
α5100を選んでα6000にしなかった理由
上にも書きましたが、α5100にしてα6000にしなかった理由は他にもあります。
その一つが180度反転するチルト液晶です。これで自撮りも完璧です。また、液晶パネルはタッチパネル対応で、液晶を指で触れてピントを合わせたり、そのままシャッターを切ることもできます。
また、コンパクトさも重視しました。
家電量販店で両方触りましたが、α5100の方が一回り小さいです。重さも60g近く軽いです。
実機を比べれば分かりやすいですが、結構差があります。
ただコンパクトで軽くなった半面、EVF(電子ビューファインダー)と、上部のコントロールダイヤルとモードダイヤルがありません。
写真を撮りながら色々設定を変えたり、1枚のクオリティにこだわるならα6000の方が良いかもしれません。
私はPENTAX K-3があるので、こだわりたい写真はそっちで撮ります。だからα5100にしました。
α5100 レビュー【まとめ】
α5100の特徴は簡潔に書くと以下の通りです。
- コンパクトで軽い
- デジタル一眼並みのセンサー(APS-C)を搭載している
- オートフォーカスが爆速
- 動体のAF追従性能も抜群
デジタル一眼と比べると、細かい操作性に難はありますが、それはコンパクトさ・軽さでカバーできています。
AFの速いミラーレス一眼で、センサーが大きく、コンパクトで持ち歩き易いデジカメを探しているなら、おすすめできます。
センサーが小さくて良いというなら、もっと小さなカメラもあります。
私は、画質=画素数ではなくセンサーサイズと思っているので、α5100を選んで正解でした!