E20mm F2.8は、α5100で使うように買いました。
というのも、α5100の標準ズームレンズ E PZ 16-50mm F3.5-5.6が、
- 思いのほか重くて、
- 電源ONにすると前に伸びるし、
- バランスが悪いし、
- 写りもシャープじゃなくて、
と色々気になり始めたんです。
それでパンケーキレンズのE20 F2.8を買いました。
ご覧のとおり、ミラーレス一眼なのにコンデジに近い大きさになりました。
デジ一じゃなくてミラーレスを持つ理由の「小ささ・軽さ」を本当の意味で実現出来た組み合わせだと思います。
個人的に「標準レンズをこれにしたら?」と思うど、見た目も手に持った時のバランスも素晴らしいです。
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α5100 レビュー オートフォーカスの速さに納得
SONY α5100を買ったのは、2015年8月末です。ダブルズームキットで70,000円で買いました。結構値動きが激しい商品なんで、割と安い時期に買えたと思います。なぜα5100にしたのかというと、
E20mm F2.8 レビュー
E20mm F2.8は写りが悪いのか?
私しもE20mmを買う前に、色んなレビューや個人の感想ブログを読み漁りました。
それで気になったのが、「解像力が悪い・コスパが低い・写りが予想外によくない」という感想です。
それでも承知で買いました。「α5100のコンパクトさを惹きたてるにはこれだ!」と思って買いました。
で、実際に使ってみて私が使う範囲では、解像力が悪いとか、写りが悪いとか全く思いません。
E20mm F2.8 実写サンプル
秋の森のキノコを撮ってみました。
絞り:F8.0 シャッタースピード:1/320秒 露出補正:-0.7ステップ
絞り:F2.8 シャッタースピード:1/60秒 露出補正:-0.7ステップ
十分キレイに撮れていませんか?
WEB用にリサイズしてるので分かりにくいかもしれませんが、MFでキノコにピントを合わせて撮りました。
キノコ独特の風合いと、ボケた背景の自然林が適切に表現されていると思います。
特に2枚目は、朽ちた切り株の中のキノコなので、α5100とE20mm F2.8のコンパクトさが活きました。
凄く狭い場所に手を突っ込んでローアングルで撮るこういう写真は、デカいデジ一じゃ無理です。
コスパに関しても、値段相応だと思います。3万円台でこの写りと小ささ・軽さならアリです。
E20mm F2.8の使い勝手について
私は、標準のレンズフードとキャップがあまりにも不細工なんで、PENTAXのDA40mm Limited用のレンズフードを流用しています。
標準フードより少しコンパクトですし、見た目が良いです。
キャップは30.5mmの汎用品を使っています。
これだけ、もう少しマシなのがあると良いんですが、、、。
E20mm F2.8+レンズフードをα5100に付けるとこんな感じです。
標準ズームレンズとの差はご覧の通りです。
左が標準ズームレンズで、右がE20mm F2.8です。
標準レンズは、電源を入れると更に数センチ伸びます。E20mm F2.8はそのままです。(どちらもレンズフード・キャップ付きで撮影してます。)
電源OFF時は1cm程度の差ですが、ONにすると3cm以上変わります。
この差はかなり大きいです。
重さは、標準ズームレンズが116gで、E20mm F2.8が69gです。その差約50g、、、大きいです。
また「単焦点は使いにくいだろう」と、単焦点レンズを使ったことが無い人は思うかもしれませんが、標準ズームレンズで調整できる範囲なんて、手を少し伸ばしたり、一歩進めば済む距離です。
それよりも、単焦点の解像力の良さ、明るさの方が、写真の出来に大きく作用すると思います。
ズームレンズはそれぞれの画角で平均点が取れるように調整されていますが、単焦点はその焦点距離だけで最高のパフォーマンスになるように設定されています。
この差は使って始めて分かります。
E20mm F2.8の気になるところ
このレンズの気になるところは、レンズの手ぶれ補正が付いていない所です。
ただ、今まで使ってきて、写真で手ぶれが気になった事はありません。気になるのは動画です。
ですから動画の時だけは、標準ズームレンズに替えてます。
このサイズ・軽さで手ぶれ補正まで付いたら、マジで最強です。
他は特に気になるところ、不満なところはありません。ファストハイブリッドAF対応ですしね。
私はこのレンズのお陰で、α5100が凄く使いやすくなりました。大変気に入っています。