HUAWEI P10のレビューを紹介します!P10 liteと悩んだんですが、私は通話はドコモのFOMA、データ通信は格安SIMという使い方をしているので、デュアルSIM仕様じゃないP10 liteは諦めました。
格安SIMにMNPすることも考えましたが、格安SIM おすすめにも書いたようにスマホをコロコロ替えたいタイプなので我慢しました(^_^;)
それにライカのWレンズカメラも使ってみたかったですしね。
HUAWEI P10 レビュー
デザイン・外観
カラーはダズリングブルーです。
落ち着いた良い色で、背面は少し凹凸のある艶消し加工されていて見る角度で濃淡が変わります。高い機種だけあって高級感も◎です。
付属のカバーには高級感はありませんが、サードパーティのケースが届くまでの急場しのぎには十分です。
素材はTPUではなくクリアの普通のプラスチックです。左下にHUAWEIロゴも付いてます。
ちなみに、液晶保護フィルムも貼られた状態で届きます。
その上にもう1枚保護フィルムが貼られてますので、1枚剥がして使う感じです。
ただ、イマイチ指の滑りが良くないので貼り換えました。
P10の前はMoto G5 Plusだったのでそう感じるかもしれません。
実際のサイズの差は以下の通りです。比較しやすいようにiPhone7も加えました。
機種 | 幅×高さ×厚み | 重さ |
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HUAWEI P10(5.1インチ) | 69.3×145.3×6.98 mm | 145g |
Moto G5 Plus(5.2インチ) | 74×150.2×9.7 mm | 155g |
iPhone7(4.7インチ) | 67.1×138.3×7.1 mm | 138g |
Moto G5 Plusだと幅・高さが5mmずつ、厚さでも2.72mmも小さく10gも軽いです。
4.7インチのiPhone7よりは若干大きく重いですが、厚さはP10の方が薄いです。
私はMoto G5 Plusからの乗り換えなので、かなりコンパクトになった感じがします。
でも、画面サイズの0.1インチの違いはほぼ感じません。
画面は精細で発色が自然です。
画面の明るさを調整するセンサーが繊細で、暗い場所で使っても目に優しいです。(Moto G5 Plusは、暗い場所でもすごく明るくて刺激的でしたので、、、。)
スペック・仕様
基本スペックCPUがKirin960・4GBメモリの旗艦モデルですから、期待通り動作はサクサクキビキビです。
タッチ感度も上々でヌルサクです。
ただ、4GBメモリ搭載だったMoto G5 Plusもキビキビした動作だったので、極端な差は感じません。
私はこれ以上求めていないので満足しています。
プリインストールアプリは、Moto G5 Plusよりは多いですが、Zenfone3よりは少なめでした。
DSDS仕様P10のDSDSはSIM2とmicroSDカードが排他仕様になっています。
この点に関しては、SIM2枚とSDカードが使えたMoto G5 Plusが良かったですね。
ただ、P10は内部ストレージが64GBもあります。
私の音楽ファイルは7GB弱なので、それを転送しても40GB近く空き容量が確保できていましたから問題ないです。32GBだったらキツかったですね。
指紋センサーP10・P10 Plusは前面にあります。P10 liteは背面です。
この前面指紋センサーが、これまで使ったスマホのセンサーのうちで断トツに速くてエラーが極めて少ないです。
ちなみに、これまで使ったの指紋センサーのあるスマホは年代順にiPhone6・HUAWEI GR5・iPhoneSE・Zenfone3・Xperia X compact・Moto G5 Plusです。
これらに比べてHUAWEI P10の前面指紋センサーは速さ・正確さが格段に良いです。
ロック解除で2、3度エラーして、制限回数に達してPIN入力を促されると本当にイラッとしますから。
UIP10のUIはHUAWEI独自のEMUIで、バージョンは5.1です。
最初の最初、ほんの少し慣れるのに戸惑いましたが、慣れたら別に気になりません。便利なのがデフォルトでは画面最下部に常時表示されるナビゲーションキーを、指紋センサーと統合出来るところです。
↑このように少しだけ表示エリアが広くなります。
標準では左から【戻る・ホーム画面・起動中のタスク表示】ですが、統合すると指紋センサーを【軽くタップ=戻る・長押し=ホーム画面・左右にスライド=起動中のタスクの表示】に変わります。
これがとっても使いやすくて気に入りました。
気になったのが、Smart Lockの信頼できる場所設定ができない点です。
シンプルなAndroid仕様の端末は普通に備わっている機能で、GPSで自宅やスマホをよく使う場所を登録して、ロック解除しておける機能なんですが、P10の場合Bluetooth機器とペアリングでしかこの機能が使えません。
まだ使い始めて数日なので、今後気になる点・良い点があれば追記します。
カメラ・写真
HUAWEI P10の価格を押し上げてる要因で、一番の特徴がこのライカのWレンズ搭載のカメラです。
しっかりレンズの脇にはLEICAロゴが輝いています。そんなカメラのファーストレビューです。
早速、ワイドアパチャー効果を試してみました。標準が左でボケを強くしたのが右です。
ボケ方が自然でいい感じです。
以前使ってたZenfone3も単焦点モードで撮った後にボケを調整できましたが、不自然さがあったのですがP10は自然です。
スマホカメラでの表現の幅が各段に広がります。
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Zenfone3はカメラ性能が意外と良い!iPhoneと比較しました。
Zenfone3のカメラ性能は意外と良いです。期待してなかっただけに嬉しい誤算です。前に使っていたiPhoneSEと比較したり、風景や食べ物、マクロ撮影など試してみました。Zenfone3のカメラ性能が気になる方は要チェックです。
そして、発色がとてもキレイです。
トマトソースの美味しそうな赤とツヤが自然に描写されてます。その点↓Moto G5 PlusはP10と比較してしまうと美味しそうに写っていませんね。
まぁ、メーカー希望小売価格が35,800円のMoto G5 Plusと、65,800円のHUAWEI P10ですから比較するのが間違っているかもしれませんが、カメラ性能の差は圧倒的です。
P10を使い始めて数日でまだまだ使いこなせていません。モノクロ撮影や夜景に動画、ポートレートモードや色の設定にフィルター機能も使ってみたいです。
さらにP10はフロントカメラもライカ製なので自撮りも色々試してみたいと思います。
カメラに関するレビューはこちらに詳しく書きました。
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HUAWEI P10 カメラレビュー iPhoneとの比較 実写サンプルと感想
HUAWEI P10のカメラのレビュー・感想を紹介します。iPhoneSEやGRANBEAT(DP-CMX1)と実際の写真を比較しながら解説しています。ライカのWレンズカメラの実力が気になってる方は参考にしてください。
HUAWEI P10 レビュー【まとめ】
買う前は値段が値段なのでかなり悩みました。でも、実際に手にして少し使ってみて、
これまでミドルクラスのZenfone3 → Moto G5 Plusと使ってきての今回のハイクラスのHUAWEI P10です。値段にすると3万円台半ば~4万円台から7万円弱、、、この3万円の価格差は正直言って微妙です。
逆に「ミドルクラススマホのコスパの高さが流石だな」とも思いました。
現行だとZenfone3、Moto G5 Plus、HUAWEI novaあたりが↑このクラスです。
このレベルがやっぱりイチ押しです。
それでも私のように「ハイクラスのP10・P10 Plusが欲しい!」という方は、キャンペーンを活用しましょう。1万円~1万5千円くらいお得に買えますからね。
P10は高いけど良いSIMフリースマホです。私は気に入りましたが格安ではないのが難点です。