WiMAX2+の通信速度をテストしました。使ったのは2014年7月末発売のWi-Fi WALKER WiMAX 2+ HWD15です。
2年半前の下り最大110Mbpsのルーターです。
2015年2月に契約し今月で丸2年、解約する直前の2017年1月末に名古屋市内の住宅街でスピードテストを実施しました。
2017年2月時点で最新のW04やWX03は、2CA・4×4MIMOを使い、東京・名古屋・大阪エリアでは下り最大440Mbpsという超絶速い通信ができます。
ですから、下り最大110MbpsのHWD15の今回の結果よりも速くなるのは想像に難しくありません。
そんな端末の新旧差も踏まえて参考にしてください。
WiMAX2+ 実効速度を測定した結果
↓これがHWD15で、1日半の間深夜以外1時間おきにスピードテストした結果です。
テストしたのはZenfone3(国内版)で、アプリはSpeedSpotを使っています。
2017年1月26日 12:50:51の結果は、比較のために計測した楽天モバイルのテスト結果です。
WiMAX2+ 通信速度を測った感想
通信速度が安定している
実際に2年使っていて、不満に感じたことないんですが改めて1時間おきにスピードテストをしてみると、本当に速度が安定していて驚きました。
しかも下りはコンスタントに10~15Mbpsを出していて、上りも5~8Mbps出ています。
HWD15の理論上の最速値 下り110Mbpsには程遠いですが、そもそもこんな110Mbpsなんて速度が出るとも思っていませんし、私の使用環境では10Mbps出てたらストレスなくネットができます。
(動画閲覧・ゲームはしない。主にWEBブラウジング+メール+HP・ブログのアップロード)
12時台でも下りの通信速度が落ちない
格安SIMを使っていて不満なのが、やはりランチタイムの12時台に極端に通信速度が落ちる点です。
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格安SIMの通信速度の分かりやすい解説&厳選6社の比較
格安SIMの通信速度はキャリアに比べて遅いし、安定していません。それは事実ですが、自分に必要な通信速度を誤解してる方が多いです。スマホを普段使いするのに本当に必要な通信速度を分かりやすく解説しています。
↑ここにテスト結果を掲載していますが、大手キャリアより安いからやむを得ないと思って諦めていましたが、WiMAX2+のスピードテストの結果を見ると「羨ましい」と感じてしまいます。
通信速度から考えるWiMAX2+の使い方
こうやってWiAMX2+の通信速度を測定してみると、速くて安定している事が分かりました。
ただ、費用を考えるとギガ放題だと約4,500円/月、通常プランで月々安くなるキャンペーンを使っても3,000円弱します。
端末代込みの負担ではありますが、ちょっと高いのは否めません。
それにスマホ代の通信に使おうと思うと、コンパクトだけどルーターを持ち歩かなきゃいけないのは煩わしいし、繋ぎっぱなしで持ち歩いて、長くて10~12時間しかバッテリーが持ちません。
そうなると、「モバイルバッテリーも、、、」となってしまい、どんどん荷物が増えて充電しなきゃいけない機器が増えます。
私は↑こういう意味で、WiMAX2+のルーターを持ち歩いて常に使うのは現実的じゃないと考えています。
だからランチタイムが遅くても格安SIMをテザリングで使っています。
WiMAXは家庭の回線(光回線・ADSL)の代替でWiMAXを使うのが現実的だと思います。
ルーターなら出歩く時に持ち歩けますし、据え置き式は接続台数も多いし便利です。
今、固定回線に支払っている額次第でWiMAX2+に見直すのは大いにアリでしょう。
ちなみに、今回HWD15を使っていた方は、月々7GBも使わないから、節約にもなるしでOCNモバイルONEの3GBプランに乗り換えました。ルーターはAterm MR04LNです。
お宅にパソコンは無く、iPadが1台あるだけで、ゲームも動画も観ないお宅です。
そんな方には、光やADSLはもちろん、WiMAX2+もオーバースペックなのは言うまでもありません。
ネット回線はそれぞれの使い方次第で選択肢が沢山あるので、費用対効果を考えながら選びましょう。本当に光回線である必要があるのか、今一度検討してみてください。