格安SIMで使えるルーターの購入を考えたとき、2016年12月時点なら今回紹介するAterm MR04LNか、その後継機のAterm MR05LNの「どっちにしよう?」と悩む人も少なくないと思います。
私も同じ事で悩みました。
Aterm MR04LN レビュー
MR05LNではなくMR04LNを買った理由
MR04LNからMR05LNで変更された点は以下の4つです。
- 通信速度・安定性の向上(LTE Advanced(3CA) 対応)
- micro SIMからnano SIMになった
- 連続通信時間が伸びた(Bluetoothで6時間・Wi-Fiで2時間 増)
- デュアルSIMの使い分けが便利になった
この違いで価格差が私が買った時で5,000円くらいあったので、MR04LNにしました。
Amazonのタイムセールを利用したので、平時だとほとんど価格差はありません。
私はOCNモバイルONEのマイクロSIM付きで14,300円でした。
通常必要なOCNのパッケージ費用(初期費用)3,240円が込みでこの値段ですから、実質端末は11,000円程度で買えた計算になります。今の値段はコチラ↓
↑フラストレーション・フリー・パッケージで届きました。シンプルでいい感じ!
Aterm MR04LNを使った感想
私は訳あって、付属のOCNモバイルONEのmicro SIMを使わず、iPhoneSEに挿していたnuro mobileのnano SIMに変換アダプターを付けて使っています。
MR04LN本体にも説明書にも沢山「SIM変換アダプタを使用しないでください」と書かれているので、自己責任でやりましょう。
私は↓SIM変換アダプタを利用して使っていますが不具合はありません。
前置きが長くなりましたが、実効速度は↓この通りです。
下り・上りともに十分なスピードが出ています。
設定はAPN設定で格安SIMのAPN(接続先)をマニュアル通りに新規作成するだけです。
やっぱりルーターは、スマホのテザリングより接続が簡単でいいですね。
無線LANの種類は2.4GHzか5GHzの屋内・屋外の3種類から選べますが、私はデフォルトの2.4GHzのまま使っています。5GHzと通信速度の違いをテストしましたが、ほぼほぼ変わりがなかったので2.4GHzに戻しました。
SIMカードは↓2枚挿せます。
個人と会社とか、外出先と自宅とか、通信制限がかかった時にプリペイドSIMを挿して使うなんて使い方も便利だと思います。
Aterm MR04LN 感想【まとめ】
Aterm MR04LNを買って使った感想は、ズバリ【良かった】です。
買う前に悩んだMR05LNとの性能の差も、MR04LNで必要にして十分だと感じました。
若干バッテリーが弱いなと思うくらいです。
これまで、屋外でPCをネットに繋ぐときスマホのテザリングでしたが、ルーターの方がやっぱり使いやすいです。
スマホだと常にテザリングをONにしてるわけじゃないし、スマホのバッテリーも常に潤沢とは限らないので、必要な時だけONにして、起動すれば自動でつながるルーターは便利です。
ただ、頻繁に使うなら↑このようなルーターを持つメリットは大きいですが、滅多に使う機会がなくて、スマホを持っているならスマホのテザリングで十分かもしれません。
ルーターを買う分でモバイルバッテリーとSIMのプランを増強した方が妥当だと思います。
スマホを持っていなくて、必要もないと感じているなら、ルーターの方が圧倒的に端末代が安いのでおすすめできます。
Wi-Fi仕様のタブレットを持っていて、「たまに屋外でも使いたい」というケースだとAterm MR04LCのようなSIMフリールーターと格安SIMのセットがベストだと思います。
このように、自分の使い方とコストを考えて選びましょう。
ルーターはいかにコンパクトと言っても、荷物がひとつ増えますから、それ相応のメリットがないとすぐに持ち歩かなくなってしまいます。よく考えてから購入しましょう。