人気のポータブルヘッドホンアンプ CHORD Mojoを買って試した感想をレビューします!
私はAmazonで2017年5月に48,086円で買いましたが、2017年11月時点では価格.comの最安値が53,380円ですから5,000円以上値上がりしてます。
ポータブルアンプですから、これ自体で音楽が聴けるわけではなく、パソコンやスマホ、ウォークマンなどのプレーヤーと繋いで使うものです。
それでこの価格ですから、買う側のハードルは高いです。
私はMojoの前にONKYO DAC-HA200を買って、満足できずにMojoに買い替えました。
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DAC-HA200のレビュー Xperiaで音質は劇的に良くなるのか?
DAC-HA200のレビューです。AndroidスマホのXperia X compactに接続して使っています。オーディオは素人ですが、2万円の出費に見合う音質の劇的な変化があるのかどうかの感想です。
↑レビューを書いた時は、それなりに満足していたんですが、Androidスマホと接続するとスマホからDACに給電されてしまう現象や、USBケーブルを加工するのが煩わしくて手放しました。
それと、「もっと高価なモノだともっと音質が良くなるのかな?」という興味に負けてしまいました。そんなわけで、CHORD Mojoを買った私の感想をレビューします。
CHORD Mojoは値段相当の音質アップ効果があるのか?
Mojoの音質について
肝心の音質ですが、DAC-HA200よりもキレイに聴こえるのは間違いないです。
クラシックやジャズのピアノの響きがとてもキレイなのをまず感じました。
ピアノだけでなく、他の楽器の音もひとつひとつに力強さを感じます。
且つ、ボーカルの特に女性ボーカルの声が澄んでキレイに聴こえます。
Mojo 外観・使い勝手について
Mojoはコンパクトですがずっしり重量感があります。アルミ削り出しの艶消し仕上げで、カッコいいんですが、バッグに入れて持ち歩くとすぐに傷つきます。↓ロゴ下部の白いラインがすり傷です。
出力は3.5mmのイヤホンジャックが2つ。
入力はUSB(micro-B)・光デジタル(角形)・同軸デジタル(3.5mm)の3種類です。
私はAndroidスマホとUSB(micro-B)で接続していました。
USBが2つ並んでいるのは、給電と音楽信号の入力とを分けているからです。
音質を追求するノイズ対策と、分けることでDAC-HA200のようにスマホから給電されてしまう現象もなくなります。
光デジタルや同軸デジタルで出力するプレーヤーを持っていなかったので、この二つは未使用です。
使っている時は↓このようにランプが3つ点きます。
右側の青いランプが電源で、入力される音楽データのサンプルレートで色が変わります。左側の2つのランプがボリュームで、右側が+左が-です。こちらもサンプルレートの順番で色が変わります。
Mojoのノイズについて
ただ、私のMojoは定期的に「ポポポポ」と小さなノイズが入るのが非常に気になりました。他の方のレビューを見てると、「ノイズが少ない」と、ほとんどの人が書いているので「あれ?」と思いました。
確かに↑このノイズ以外の、ベースのノイズはほとんど無いんですが、だから逆に「ポポポポ」が気になってしまいました。
接続ケーブルを変えたり、イヤホンを変えたりもしてみましたがダメでした。
基本的には音質が良くなってるのは明らかに感じたわけですが、↑このノイズだけが許せませんでした。
というわけで、私的には「Mojoは合わない」という結論になったわけです。
値段が値段ですからショックでした。
もしかすると、本体の個体差とか、再生機器との相性とか色々あったのかもしれませんが、Mojoを買った上に再生機器を買い替えるわけにもいかず手放しました。
ネットのレビューを見ていると、絶賛している人が多いので「Mojoはダメ」と断言はできませんが、こういう感想を持ってる人もいるという事を知ったうえで、購入を検討してください。